昨日の地震で気づいたこと。
私は地震を純粋に怖い、と思っている。ただ、落ち着いてみて、ふと地震のどの点に一番恐怖を感じているのかと疑問に思う。
足元が揺れているということ?
否。
地震によって揺れる家具や建築物の軋む音が私の恐怖心を駆り立てるらしい。特に襖や押入れの引き違い戸がサン?との遊びでたてる、あの低い、不気味な音。これでさらに夜、一人で起きていたりしたら耳をふさいで、目を閉じて、体を硬くして揺れがおさまるのを待ってしまう。他にやらなきゃいけないことあるのに。
あの音を聞いてしまうと「地震体験カー」で震度7を経験したことなんて吹っ飛んでしまう。
たぶん、それが災害の一番怖いところなんだろうな。